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大好きなのは・・・        ロバート・カーライルさん♪  


by koujitu3
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国立民俗学博物館で開催中の特別展、聖地巡礼を先日ようやく見てきました。
もうすぐ終わってしまうので、どうしても見ておきたいな、と思っていたところ、新聞記事で、この展示に合わせて、マヌーシュの記録映画の上映会があることを知り、では、両方見れる日に行かなくちゃ、と出かけました。

行ってよかった!
記録映画のほうは、ま、見れてラッキー、程度だったのですが、特別展のほうは、もっと時間があれば、と思いました。

映画『サンジャックへの道』に登場した場所をたくさん見れて嬉しかったし、映画では気付かなかったことに、はっとさせられました。
巡礼路を歩くのに、一番大変な道は、延々と続く平坦な道だと。
上り坂は、確かに大変で苦しいけれど、登る事に一所懸命で、何も考えなくていい。しかし、平坦で同じ景色の道が延々と続くと、あれこれいろいろなことを考え、いつになったらこの道が終わるのかと苦しくなるのだと。人生と同じ、といわれて、はっとしました。

展示の中に、サンジャックへの巡礼路で出会ったさまざまな人のインタヴューを見聞きできるコーナーがあったのですが、これがとても面白かった。時間がなくて、ほんの数人分しか見ることができなかったのがとても残念。全部見るにはどれくらいの時間が必要なのかしら?少なくとも半日はここでゆっくりするつもりでないとむずかしいように思いました。
何かの機会にまた見れたら嬉しいのですが。

これを見て、映画『サンジャックへの道』は実に巧く作られていた、と改めて思いました。
DVDが出たら買おうかな。ゆっくりじっくり見たくなっています。

で、マヌーシュの記録映画ですが、これはところどころ眠くなったり・・・
マヌーシュというのは、ロマのことです。ジプシーとも言われていましたね。今はこのジプシーという言葉は使って欲しくない言葉になっているので・・・
言葉の説明は、こちらを参考にどうぞ。
この記録映画が撮られたのは、今から40年以上前のことなので、今は違っていることもいろいろあるだろうと思います。
男性は靴をはいていたのに、女性はみな、はだしでした。
びっくりしたのは、ハリネズミをつかまえたら、殺してはりをこそげ落とし、皮を剥いで焼いて食べちゃったこと。ハリネズミって、食べるんだ・・・

上映にさきだち、この映画を撮られた先生が言われたこと。
記録映画、ドキュメンタリーといっても、映される、という時点で、ありのままの姿ではなくなっている、そのことをお忘れなく、ということ。そりゃ、そうでしょう。隠し撮りでもしない限り、カメラ等は意識して当然ですよね。
でも、それでも映されて残されるもの、というのもあると思いました。
by koujitu3 | 2007-05-30 11:03
『クロッシング・ザ・ブリッジ』

トルコの音楽映画です。
チラシなどで、トルコ版『ブエナ・ビスタ・ソシャルクラブ』だと宣伝されていたので、とても期待しすぎたのか、期待したほどではなかったものの、面白く見ました。

そうだ、きっと、嫌いではないけれど、別に好きではない、という音楽などもはいっていたからかもしれません。
部分的には、すっごく好きな箇所も半分くらいあるので。
その部分は、サントラが欲しいのですよね。でも、いくつか私にはさほど欲しくないものが入っているわけで、どうしようかな、と迷っています。

どうも私は年配の方のほうが好きなようです。長く生きてこられた方というのは、やはり、お顔にも、お声にも、歌にも、風格があり、それだけで見たり聞いたりさせていただく値打ちがある、と申しましょうか。

ま、何はともあれ、トルコという国は、本当にいろいろな面を持った国だということを再認識できて、ラッキーでした。
by koujitu3 | 2007-05-30 09:19
一昨日のコンサートの時に貰ったチラシの中に映画の無料上映会のお知らせがありました。この映画です。
『歌え!フィッシャーマン』
どこかで聞き覚えがある映画だったので、見たいと思い行って来ました。
要申込とあったので、朝TELしたのです。定員いっぱいだったらあきらめるつもりで。
ところが、どうも申込が少ない雰囲気。で、友人にもあちこち声をかけたのですが、既に出かけてたり、予定があったり・・・ やはり当日のお誘いは難しいですね。

会場のあるショッピングセンターに着いた時に、場内アナウンスで、この催しの案内が流れたので、これは人が集まらないのだな、と確信を持って会場に。
受付でチェックしていただく時にちらっと見たら、どう見ても20数人しか申込みがない。
会場内はまだ時間的に早かった事もあり、数人しかいない・・・
もったいない話。

映画自体はどうだったか、と申しますと、私には、そうか、ノルウェーってこういう国だったな、と再確認できた面がいろいろとあって、面白かったです。
なにより、合唱団のおじさん(おじいさん?)たちがいい。
この合唱団、町がどんどん過疎化しているから仕方がないのだろうけれど、メンバーの年齢が高いのです。70歳、80歳を超えた方もいるのに、この映画のために、吹雪の中で歌ってくださっている。オープニングは冬の荒波が防波堤に打ち付けるなか、海岸でのコーラス。もちろんみなさんスキーウエァのような防寒スタイルでした。でも、映画の途中ではスーツ姿で雪の中、というのもあったように思います。ラストは圧巻。雪と風のなか、眉やまつげにまで雪を積もらせ、鼻水まで凍り付いてつららになった姿で歌っているのです。

映画のはじめの方は、多少の遊び心で、ちょっとこの映画のためにミュージカルのように撮ってみたかな、というシーンもありましたが、他は団員たちのそれぞれの日常を織り交ぜながら町のあちこちをバックに歌わせている。クライマックスは、ロシアへの初めての公演旅行。道中のバス内でのロシアの風景を見ての彼らの感想は興味深いものがありました。
ノルウェーでの夫婦関係は、改めてそうか、と。
映し出される家々は絵本の挿絵などでよく目にするものそのままで、ちょっと感激。白夜に、家々に灯りのともった光景は文句なしに美しかったです。

なんて偉そうに申しておりますが、途中何度か眠くなってしまったことも。
トロルを歌った歌は楽しくて好きでした。太陽の東の国に愛する人を探しに行く、というような歌詞が出てくる歌もあり、そうそう「太陽の東月の西」という昔話の国よね、と嬉しくなったり・・・

私には、見てよかった、と思える映画でした。

ここで彼らの歌がいろいろ聞けます。
こちらは、彼らを一人ずつ紹介しています。
by koujitu3 | 2007-05-21 07:10 | 映画 あ

『恋の秋』

先日どうにか 『恋の秋』 (1998/フランス/112分)監督:エリック・ロメール だけは観て来ました。予定では 『恋ごころ』 (2001/フランス/155分)監督:ジャック・リヴェット と続けて2本見るつもりだったのですが、そうすると、引き受けてしまったあれやこれやの準備に支障をきたしそうなので、涙をのんで一本だけであきらめました。

たっぷり フランス に浸らせてもらってきました。
そうね、ストーリーはいろいろ突っ込めるかと思わなくもないのですが、とはいっても、ハッピーエンドで終わるというのはいいですねぇ。
ただ、ぶどうを栽培してぶどう酒を作っている主人公の仕事って、もっと大変なはずだと思うのですけれど、それが感じられなくて、お洒落な仕事にみえてしまったのがちょっと残念。
それからまわりの人たちみんなを掻き回す役柄の女学生の役が、そういう役だから仕方ないし、そういう発想もするかもしれないとちょっと気持ちはわかるものの、でも気持ちのよくない役柄で、しかも彼女のめちゃくちゃは容認されてしまう、というか彼女自身は何も痛い思いをせずにすむ、というストーリーが、私にはどうやら心に澱のように残って、可愛い役者さんだっただけに複雑でした。まあ、その辺もフランス的なのかもしれませんね。

この映画を見る前前日に聞いた講座が、ちょうどボルドー地方の話だったので、葡萄酒つながりで、より楽しめました。
その講座の冒頭では、サン・ジャックの話もでたし、アキテーヌの話部分ではもちろんエレアノールの話が出るし、で嬉しくなったのでした。

「BOW30映画祭」の本を買ってきました。
この前三本観た日には、買わずに帰ったのですが、やはり買っておけばよかったかな、と思ってしまったので。まだぱらぱらっとしかながめてないのですけれど、「BOWシリーズ全作品紹介」を見ていると、あれもこれも見たい映画がいっぱい。『恋の秋』のシリーズも全部見たいですね。
また今回のような企画があって、いろいろ見ることが出来たらいいな、と思います。
巻末の「「BOW30映画祭」上映作品の監督たち」のページで、監督さんたちのお顔を見ると、好きな映画を作られた監督さんのお顔は、やはり好きなお顔でした。おもしろいなあ、と思ってしまいます。

さて、引き受けてしまったこと、いくつかは済んだものの、まだあるのです。
のんびりしているわけにはいかないのですよね。
カーライルさんのDVDは、届いたけれどまだ見れる状態ではないのです。
がんばろ・・・
by koujitu3 | 2007-05-13 00:00 | 映画 か
「コントラクト・キラー」(1990/フィンランド/80分)監督:アキ・カウリスマキ

これが一番気にいりました!
もうめっちゃくっちゃにおもしろかった!!

どんな話かって聞かれたら、映画のストーリーをぜーんぶ言いたいくらいです。
この映画に関するものを探してちょっとググッてみたのですが、そこに書かれているストーリーじゃぜーーんぜん物足りなくって。
で、そこでこうして、とか、こう言ってとか、加えたいことが多すぎて。
だって、そういう部分があるからこそ、面白いのだもの。

台詞が極端に少ないのです。だからこそと申しましょうか、話される台詞はどれもどれも必要欠くべからざるもので、それはたとえあらすじを話すとしても省略したくないと思えるのです。ええ、別に名言じゃなくても。

ストーリーは一言で言ってしまえば、人生を諦めた男が、恋をして人生を生きる事にする話です。
それだけのことなのですけれど、話を作り上げる、その作り方、筋立てが実に巧い。その上、演じる役者陣がこれまた味のある人達ばかり。端役にいたるまで、絶妙の配役。美男美女は一人もいないのですけれどね。

主役さん、ちょっとカーライルさん風。タイプが違うのですけれど、でも、同じ質を感じる方です。カーライルさんがフランス人だったらたぶんもっと似てます。

以下、この映画の感想を盛り込んだあらすじ。

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by koujitu3 | 2007-05-06 11:14 | 映画 か

『はなればなれに』 

『はなればなれに』 (1964/フランス/96分)監督:ジャン=リュック・ゴダール

ゴダール監督は、ちょっと苦手なのです。(「テンミニッツ・オーダー」での印象が・・・)
素晴らしい監督さんだということは解るのですが、私とはどうも合わないのです・・・

でも、この作品は見終わってから考えてみると、悪くなかったです。好きではないけれど。それに、途中何度も眠くなっちゃった映画でした。テンポが悪いわけでもないし、ストーリーが解りにくいわけでもないし、役者さんが嫌いなわけでもないし、ちょっとシニカルな味もあって好きな要素はあれこれあるのですが。

ラスト、納得はしないのに、ほっとして、気分はよかったという、不思議な感覚を味わいました。

公式サイトがありました。
ここ で見れる予告は、大好きです。バックに流れる音楽も最高!
そう、この予告を見て、苦手なゴダールさんだけど見てみようという気になった映画でした。

ダンスシーン、そういえばよかったです。
あれこれ、シーン的には面白いシーンがいろいろありましたね。冒頭のふたりが銃を撃つ、撃たれるという真似をするシーンとか・・・
部分は好きなのですけれど・・・ 
ヒロインちゃんの女学生スタイルは可愛かったです! が青年たちがオッサンに見えてしまったのですよ。困った事に。現代のやわやわの青年たちを見慣れてしまったからでしょうか。

3つ見た中で一番私には印象が薄くなってしまった作品でした。考えれば思い出せるのですけれどね。きっと相性がよくないのでしょう。
by koujitu3 | 2007-05-06 07:58 | 映画 は

『ゲームの規則』

『ゲームの規則』 (1939/フランス/106分)監督:ジャン・ルノワール

古い映画だったのですね、と改めて思いました。白黒映画でしたが、衣装も邸宅も豪華で美しかったです。
話はどたばたコメディーつくりなのでしょうね、でも、品があると感じるのは時代のせいでしょうか。この頃のフランス映画の女優さんは可愛くて綺麗ですねえ。
貴族が友人を招いて自分の別荘で催す狩猟風景が、私には新鮮でした。
勢子たちが棒で地面や森の木々を叩いて、兎や雉を草原に追い立てるのです。そこに待ち構えている紳士淑女が狙いをつけて鉄砲で次々撃つ。
これを見ていたら、動物愛護団体が狩猟禁止を訴える気持ちがちょっと解る気になりました。
(このシーン、ラストの伏線ともいえるかも、と思います。)

見ているあいだに思ったこと。で、あなたの本心は?
上流階級に属する人達は、もしかしたら自分自身にも解らないのかもしれない。
比べてそうではない人達ははっきりしている。自分はこの人が好き!って。そのためには他の何も目にはいらなくなるくらい。
その対比は面白い。
で、ラスト。主要キャラクターが人違いで殺されちゃうのですけれど、その後、事情を知らない客人たちに向かって別荘の持ち主の公爵がいう言葉は、いかにもあの階層の人の台詞だ!とうならされました。あの台詞のために、一見どたばたともいえる作りのラブコメディを見てきたのか、と私は納得した次第。

世に名作と言われている作品は、やはりそういうに値する作品だと思います。

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by koujitu3 | 2007-05-06 07:30 | 映画 か
とっても幸せな気持ちになれる映画でした。

『フランシスコの二人の息子』

ブラジルの国民的人気デュオ、ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノの伝記映画といったらいいのでしょうけれど、主人公というか描きたかったのは題名が示すとおり、パパさんなのですよね。

↑の公式サイトを開いてもらったら、ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノの歌声が流れてくるので、訊いていただいたら解りますけれど、この二人の歌も歌声も、ふだんの生活そのまま、現実の自分達と同じレベルの歌という気がして、親近感が持てるうえ、無理なくすーーっと気持ちよく届くのです。国民的人気というのが頷けます。それも、ブラジル人じゃないと解らないというタイプの歌ではない。誰にでも解る歌です。
字幕の歌詞も、決して気取った歌詞じゃない。むしろそのまますぎて気恥ずかしくなるくらいありふれたともいえる歌詞。それでいて素直に心に届く。
この歌が素直の聞ける自分が嬉しくなる、自分がいい人に思える、そんな自分にちょっと感動、そういってもいいかしら。

映画としては、前半の子供時代の話のほうが面白い(可笑しいという意味ではなく、興味深いという意味で)のですが、私はむしろ後半のほうを引き込まれて見ました。
そして、ラストの実際のゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノのコンサート風景はとってもよかった!
ああいうステージにパパさんママさんを登場させるのって、あまり好きじゃないのですけれど、彼らの場合は、ファンはパパさんママさんを含めて彼等を愛しているんだ、そんな気がしてとってもよかった。
実物のパパさんは、映画のパパさん以上にハンサムなパパさんでした。

映画が終わって、エンドクレジットで立っちゃう人がかなりいたのですが、もったいない!
エンドクレジットの間も、スクリーンに何も映らなくなってからも、彼らの曲が何曲も流れ、それがまたとてもいい曲ばかりで、幸せな時間をたっぷり貰えました。

役者さんたちが、みんな美形! 子役ちゃんたちも!

観たい!と思って期待していた以上の満足をもらいました。
by koujitu3 | 2007-05-02 11:43