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大好きなのは・・・        ロバート・カーライルさん♪  


by koujitu3
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国立民俗学博物館の 『インドサリーの世界』展  の続き

国立民俗学博物館、なんとなく行くのが億劫だなあ、と思ってしまうところです。
というか、私が億劫がらずに行く所は、よく行く所か、乗り換えなしで行ける所、もしくは家を出てから30分以内で着く所だけ、というのが原因だとは思いますが。
(私が映画をよく見に行くのは、30分以内で行ける映画館がいろいろあるおかげなのです。)

その為ではないのですが、昨日の予定とは大きく違って、着いたのはもうすぐお昼という頃でした。予定では、開館の頃に着くように行くはずだったのに。
着いた時にはお腹が空いていました。
これじゃあ、じっくり楽しめません。
ということで、まずレストランに直行。
みんぱくランチというのを頂ました。
たぶん、今、インドサリー展をしているからでしょう、2種類のカレーとナンとご飯とタンドリーチキンが一切れとサラダとヨーグルトが少しずつ盛り合わされたプレートでした。
BESTではないにしてもまあ美味しかったです。あまり辛くなくて、万人向きの味かな・・・
ただ、これで1500円はちょっと高いかな。
近くにほんとのインド料理店がいくつもある所に住んでいるのに、わざわざここでインド料理を食べなくても良かったのに、とあとでちらっと思いました。(笑)
それと、もひとつ不満。
ここ、食券を先に買って下さいというお店だったのです。あまりこういうお店は好きじゃない・・・ まあ、万博の時にはこのやり方が良かったのでしょうけれど、今は変えたほうがお店の雰囲気にも合うのになあと思ってしまいました。

さて、目的のインドサリーです。
美しかった。素敵だった。欲しかった。
展示が一階と二階にあるのですが、まず一階から見ていきました。
マネキンに着せて展示されているのですが、マネキンがそれぞれいろいろなポーズをとっていたのも面白かったです。
ただ、空間の区切り方がどうもねえ。まあ、フロア全体のサリーが見えるように工夫されていたのでしょうけれど、入ってはいけない所につい足を踏み込ませてしまいそうになる気がして、ちょっと ? でした。
それと、照明が暗すぎる! 雰囲気をだす為とか、生地の保護の為とか、理由があるのかもしれませんが、あれではサリーのほんとの色が見れなかった気がします。できれば、インドの強い太陽光線の下での色合いを見たいくらいなのに・・・

一階の展示を半分程みたところで、「インド映画ミュージカルダンス」というワークショップが中央で始まる事になりました。約一時間。
東京でそういったスクールも開き、またインド映画を楽しむ会も持っている方が、映画の中の曲を使って、その映画でされていたダンスを教えてくれた後、その方達と一緒に曲に合わせて踊ってみましょうというものでした。
それなりに面白いこともありはしましたが、ちょっと時間の無駄使いをしてしまったような気分にも・・・ というのは、その方が本当にインド映画やインドのダンスがお好きなのは良く解ったのですが、どうも何かの発表会を見せられている気になってしまって・・・ 東京から来られた日頃からインドに慣れ親しんでいるであろうと思われる人は二人だけで、他のダンサーは京都何とか大学の女子学生さんが、特訓で身に付けたダンスを踊ったということだったせいもあるかもしれません。

これが済んでから、二階の試着コーナーへ。
そしたら予約制で、あと残っているのはラストの4時からという回に一人分だけ。
2人でいったので、出来れば2人とも試着してみたいのに・・・
とりあえず、そこに私の名を入れて、時間までまだ見ていない展示を見る事に。
(この時、係りの人がその時になったら二人ともさせてあげれるかもしれない、と言って下さいました。)
そこで、先の記事にしたヘナで描いて貰えるところにいき、いざ、描いて貰おうという時に、スタッフさんが注意事項として、これをしたらもう展示は見れませんよ、と言われたのであきらめることにしました。 だって、4時半までしかしていないコーナーだったので、4時からサリーの試着をしていたら、もう間に合わないだろうと思ったのです。

まだ見ていなかった一階の残りの展示と2階の展示を見て、余った時間は少々ぼけーっと過ごし、10分前にと言われていたのでその時間に試着コーナーへ。
何着ものサリーから好きなものを選んで着せて貰えます。
この時、スタッフの方が、連れに、「あなたは?」と、聞いてくださったので、一人分しか空いていなかったことを話したところ、「内緒よ」といわれて、連れも着せていただける事になりました。
radwynnさんは赤の地に端は金地のサリーを着ていらっしゃいましたので、違うのにしようと思い、絹地独特の光沢のあるベージュの地に端は赤みの強い海老茶色に金の模様の入ったサリーを着せて貰う事にしました。連れは色違いで地色が紫のものを。
着せて下さった方たちはボランティアさんでした。私に着せて下さった方はまだあまり慣れていらっしゃらなくて、少々不手際でした。が、そのおかげで、却ってよく着方が解りました。(本でサリーの着方は知っていたのですけれど、なにせ8メートルの布がないことには試してみる事もできないことなのです)
たぶん、一番ポピュラーな着方で着せて下さったと思います。
着た後、皆さん、写真を撮られていたのですが、カメラ等を持っていかなかったのでできませんでした。着せて下さった方の方ががっかりされて、申し訳なかったくらいでした。
選んだサリーは着た時の方が豪華で美しく見えるサリーでした。
二階のフロアだけ、着たまま自由にして良いということだったので、着心地を試す為に連れと二人でフロアを一周りしてみました。
ベージュと紫に金に海老茶色が揃うとかなり目をひいたようで、他の方に何度か振り返って見られて、ちょっといい気分を味あわせて頂きました。(多分に他の試着された方たちのように少し照れながら大人しやかに見て歩かずに、展示はもう見たからと二人で闊歩した事も原因かな)
だって、サリーに合うように、黒のTシャツを着て、髪は後ろでまとめて行ったのですもの。堪能させていただかなくてはもったいない!
で、よく解った事。
サリーはとても着心地がよく、かつ動き易いです。
着方も着る人の工夫とセンスで如何様にもなりますね。
欲しい!
うちで着るから!
どなたか一枚でいいから、(下さるのなら何枚でも)くださらないかしら?

楽しませて頂いたので、お礼を申し上げて、さっさと脱いで、時間をみればまだ4時10分。
やった~!ヘナに間に合うと駆けつけて、して頂いたというのが先の記事にいたるまでの話でした。

あのヘナの染料が欲しいなと思っています。
自分で好きな模様を描いてみたい・・・
by koujitu3 | 2005-09-25 01:02